レビュー
kom

kom

5 years ago

2.5


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エンドレス・ポエトリー

映画 ・ 2016

平均 3.7

何だこれ。映画と呼ぶのも憚られる、何というか芸術作品。 特に最初の方はこれまで見たことの無い斬新すぎる映像に驚きの連続で、どのシーンもワクワクが止まらなかった。お母さんだけ台詞が全部歌なのがとても好き。 しかし、ある程度映画が進んでいくと段々この極端に奇抜な表現にも慣れてきて、何なら段々気疲れしてきてしまった。何故ならこの映画、実は話自体はごくごくありふれた青春モノの範疇をはみ出さないからである。キャラクターやセットなどの美術が特殊なだけ。結局、芸術家を志した若者が実家を飛び出し、その道のプロに会って感銘を受けたり、バーで見かけた女の子に一目惚れしたり、売れない芸術家コミュニティに属して放蕩の日々を送ったり、親友とはしゃいだり、親友の女を寝取ったり、父親と和解したり。こんな見た目の映画の割に、ものすごく普通! オリジナリティはすごいし、忘れられない映画であることは間違いないのだが、内容的には何も心に残らなかった。見た目が奇抜で内容が普通の映画よりも、見た目が普通で内容が奇抜な映画の方が個人的には好みだなぁ。