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レビュー
austin
7 years ago
カルテット
テレビ · 2017
5.0
万人受けと玄人向けの対極をうまく織り混ぜた珠玉の民放ドラマ。 出演者の演技力は元より、丹精に作り込まれた脚本力に終始脱帽する。 もしかすると何も気にせず無性に作り上げられたものなのかもしれないが。 結末や結果という浅い描写に依存するのではなく、過程と雰囲気により最後まで視聴者にサスペンス(ハラハラドキドキ)を提供し続けた。 吉岡里帆がインタビューで「このドラマはサスペンスです。サスペンスの定義を調べてください。」と語っていたのは、メディアまでも取り込んだ脚本家の戦略だったのであろうか。 脂の乗った30代半ば、しかし未だ覚束ない人生を歩む四人に、きっと多くのことを学ぶのであろう。
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