アーサー王物語、聖剣エクスカリバー伝説を描いたお話。時系列入り乱れる高速展開なガイリッチー節は安定の面白さだった。剣と魔法のファンタジー映画は苦手だがこれは観て良かった。ギミックアイデアもシンプルで良く、聖剣のグリップを"両手"で握ったときのみ発動する魔法は興奮した。アクションシーンは「300（スリーハンドレッド）」に近いかも。敵集団に対し、振り下ろし斬り→ショルダータックル→回転斬りの3コンボ等、カッコいいモーションがいろいろあります。そしてカッコいいのはジュードロウのスタイリッシュ悪王。存在感が至高。最高。オーラ凄すぎて、本当に同じ人間なのか？と。また、DVD特典にドキュメンタリー形式の制作秘話が大量収録。これがめっちゃ面白い。ガイリッチーさんの制作学も学べます。「これ作ってくれよ。」「そんな予算ねえよ。」なバトルなんかも収録されてて、こっちを映画にしても面白いかも、なんて。わたしは特に衣装さんのプロっぷりには参りました。