
ジュネ
9 years ago

すべては君に逢えたから
平均 2.9
開業100周年を迎える東京駅を記念して作られた映画というだけあって、JR東日本が全面協力し駅構内からその付近に至るまで、様々なカットから駅の魅力を余すところなく映しまくります。監督としては東京駅を舞台にした『ラブアクチュアリー』でもやりたかったのでしょうが、本作は単なるプロダクトプレイスメントと化しており、肝心のストーリーに 関しては中味がスッカスカ。 誤解されて当然のダメ男と最終的に仲直りする理由が全く理解できない薄っぺらい遠距離恋愛話に、余命僅かというお涙頂戴設定を取り入れてみたもののその気配がまるで演出できておらず、本当に病に苦しんでいる人に対して失礼すぎる親子ドラマを筆頭として、本田翼やサンタを待ちわびる子供のパートに至ってはやっつけ感が半端ではなく、二時間足らずの尺に6本も話を詰め込んでおきながらその全てが不完全です。 こんなわかりやすい宣伝広告のための映画を堂々と経験ある監督や脚本家に作らせてるのは、今時ホントに日本だけだと思います。