レビュー
少女・少年時代におジャ魔女どれみを視て育ち、20年経ってアラサーになり、夢も魔法もすっかり忘れてしまった我々の為の同窓会映画。 懐かしい! 確かに懐かしいのですが、映画の内容自体がマジで同窓会なので、ファンの間でも意見が割れている様ですね。「久しぶりに、おジャ魔女たちの活躍が観たい!」というテンションで劇場へ行くと、おそらく肩透かしを喰らうでしょう。 しかし、私個人としてはとても楽しめました。たぶん、人生においては、我々ひとりひとりが主人公であり、現実でも魔法はあるんだよっていうメッセージですよね。あの展開は。とっても、素敵だと思います。 また、作品全体の雰囲気が正に当時のそれであり、「あぁ、おジャ魔女ってこんな感じだったよね。」と感じられて、非常に懐かしく思いました。それもそのはずで、サトジュン監督以下当時のスタッフさんがかなり参加されている様ですね。20年経っても同じ雰囲気を出せることは凄いことだと思います。 さて、上記の通り、賛否両論なのかもしれませんが、おジャ魔女世代の方々には是非観ていただきたい映画です。登場人物たちと同じ目線で映画を観ることができれば、きっと楽しめる作品だと思います。 余談ですが、「男子はやっぱりおんぷちゃん派かぁ」というセリフが、凄いしっくりくるというか、妙に納得しました(笑)。
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