レビュー
たっちゃん-半変人のお調子者-

たっちゃん-半変人のお調子者-

11 months ago

4.0


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劇場版ドクターX

映画 ・ 2024

平均 3.7

2024年12月09日に見ました。

超人気ドラマ『ドクターX』満を持しての劇場版であり完結編。 序盤の、お決まりのナレーションからのメインテーマからのタイトルの流れは、そりゃ上がる笑 正直、未知子自身が病気を克服した第5シーズンで、綺麗に話が完結したと思った自分としては、これ以上何をやる事があるの?という気持ちはあったけど、未知子と晶さんの過去を掘り下げるという話の展開はとても納得のいくものではあった。前にもそんな展開あった気はするけど…笑 晶さんと浅からぬ因縁がある神津兄弟を一人二役で演じる染谷将太さん。これまで名だたる俳優達が演じてきたドクターXの敵役の最後として、申し分無い演技力の持ち主であり、これまでの敵役に無かった「若さ」を持つ彼。映画という短くならざるを得ないシナリオの中で、十分すぎるほど憎々しく、そして魅力的に演じきっていて、素晴らしいと感じた。 一人二役なのは知ってたけど、まさかあんな仕掛けがあるとは思わなかった。 そしてドクターXの名悪役といえば、忘れてならないのが蛭間重勝。 命を救う事より権力や金を優先するまごう事なき悪役なのに、どこか憎めず、病院を追い出されたり、逮捕されても必ず不死鳥の如く舞い戻ってくる。 そんな愛すべき悪役を第2シーズンから演じてきた西田敏行さん。 まさか本作が彼の遺作となってしまうとは… 「蛭間院長は死なないような気がします。」という台詞にはなんとも言えない気持ちになった。 そして12年もの間、シリーズを引っ張り続けてきた主役の大門未知子と師匠の晶さん。 なんだかんだ言いつつもこの2人の絆の話をされると無条件で感動してしまう自分がいる。 難病を患いながらも大門未知子を最後まで演じ切った米倉涼子さん、本当にお疲れ様でした。 一つだけ疑問。 医療知識が無い故の疑問なんだけど、70代後半の人の心臓を30代に移植して、問題は無いのだろうか? 映画評価基準 この映画が好きか 8 没入感 8 脚本 7 演出 8 映像 7 キャスト 10 音楽 8 余韻 8 おすすめ度 7 記憶に残る映画だったか 7 計78点