
ひろ

マリー・アントワネット
平均 3.1
ソフィア・コッポラ監督が、初監督作「ヴァージン・スーサイズ」の主演であるキルスティン・ダンストを再び主演に迎えてマリー・アントワネットを描いた伝記映画 ・ 1769年、オーストリアの皇女だったマリー・アントワネット(キルスティン・ダンスト)は、オーストリアとフランスの同盟関係強化の一策として、フランス王室に嫁ぐことになる。 フランス皇太子ルイ16世(ジェイソン・シュワルツマン)と式を挙げるが、夫婦生活がないので子供ができず、よそ者扱いされたり、陰口を叩かれストレスがたまる毎日。 そんな彼女は次第にパーティーやギャンブル、ドレスや靴などへの浪費に楽しみを見出だしていく…。 ・ ソフィア・コッポラ監督らしい女性的で現代的な作品に仕上がっている。 ・ 映画際でブーイングされたり、レビューで叩かれたりしたが、そのほとんどが、マリー・アントワネットの描き方に不満を持つ人と男性である。 ・ 日本では歴史的な悪女みたいなイメージが強いかもしれないが、彼女の悪評のほとんどがデマや嫌がらせであると判明していて、「パンがなければお菓子をたべればいいじゃない」発言も彼女が言っていないというのが定説となっている。 ・ 日本でもいろんなメディア作品で悪いイメージで描かれてしまったために、真実に尾ひれがついた物を真実と思っている人が多い ・ さらに、この作品を歴史映画として観た人が怒ったのかもしれない。 マリー・アントワネットと言ったらフランス革命だけど、フランス革命の部分はほとんど描かれていない。 ・ マリー・アントワネットという歴史上の人物を描いた歴史映画と言うより、見知らぬ土地に嫁いで孤独を感じ、恋したり、お洒落したりして気をまぎらわす10代の女性の青春を描いた青春映画と言った方がしっくりくる。 ・ 「ヴァージン・スーサイズ」で自殺する10代の少女を演じたキルスティン・ダンストは、魅力が溢れていた。 今回もソフィア・コッポラによって美しく輝いているんだけど、大人っぽくなった彼女に10代の役は無理がある ・ ルイ16世役のジェイソン・シュワルツマンは、映画一家の生まれな上に、伯父はフランシス・フォード・コッポラ、いとこは監督のソフィア・コッポラとニコラス・ケイジというサラブレッドで、ルイ16世役にぴったりの俳優だね ・ アカデミー賞衣装デザイン賞を受賞した色とりどりのドレスや靴、髪型、スイーツなど女性が喜びそうな“美”が盛り沢山 ・ 批判的なレビューを書いてるのが男性が多いように、この作品は完全に女性に向けたガーリームービーになっている。 ・ ソフィア・コッポラと言ったら音楽にこだわるのが有名。 ソフィア・コッポラのパートナーであるトーマス・マーズ率いるフランシスのバンドPHOENIXがカメオ出演していたり、相変わらずサントラがやばい ・ ザ・ストロークス、ニュー・オーダー、ザ・キュアー、エイフェックス・ツイン、エール、スクエア・プッシャーなど伝記映画?って言いたくなる現代音楽ばかり ・ 舞踏会でニュー・オーダーとか笑っちゃうようれしい顔 ポスト・ロック、エレクトロニカ系が好きなのか、そういう音楽が多いけど、ソフィア・コッポラの音楽センスはいいんでサントラもチェックしてみたらいいかもね ・ ただ、映画に合ってるかっていうと難しいとこだねあせあせ合ってるかは別として、ストロークスが流れたらテンションは上がったな ・ ソフィア・コッポラの映画はいろんな楽しみ方があると思うんで、自分なりの楽しみ方を見つけてみて