レビュー
cocoa

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2 years ago

2.0


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エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜

映画 ・ 2007

平均 3.4

原題はフランス語で「La Mome」。 「小さい」とか「子ども」の意味で、エディット・ピアフの呼び名でもありました。 フランスの有名なシャンソン歌手、エディット・ピアフの半生を描いた2007年製作の映画です。 もちろん名前も、いくつかの有名な曲も知っているけれど、ピアフの人生がこれ程 波乱に満ちたものだとは…。 ただ、そこにはピアフ自身のエキセントリックな性格もあると思う。 貧しい家に生まれ、歌手を目指し路上に立つ母親に連れられてきた子ども時代。 大道芸をする父に引き取られ、祖母の営む娼館で育つピアフ。 その後、大人になるとピアフも路上で歌い、バーの支配人ルイ(ジェラール・ドパルデュー)に発掘される。 その後は、子ども時代とシャンソン歌手として成功した時代を交互に描く、そんな手法。 ピアフの性格を知らない人間は映画を観たままだと思ってしまいそう。 公演前に緊張して周りの多くの人間が気を遣うのは最後までそうだった。 恋人マルセル…(相手は既婚で子持ち)とのデートや、突然の墜落事故でマルセルを亡くした悲しみは良くわかる。 その頃の曲が「愛の讃歌」ですね。 決して美人ではないと言われたエディット・ピアフ。 細眉が特徴的。 猫背気味で、依存症や他の病気を患うピアフ役を演じたマリオン・コティヤール。 憑依したような彼女の演技はすごかったが、正直あまり好きにはなれなかった。 もちろん素晴らしい曲はあるのだけれど、作品自体がぶつ切りで、なかなか曲を楽しめなかった。 (ラストは『水に流して♪』で終わったけれど…) この曲と言えば最近観た『DOGMAN ドッグマン』でケイレブ・ランドリー・ジョーンズが歌う『水に流して』が素晴らしすぎて。 (ケイレブ、ピアフに勝ったかも。) と言うわけで、もっと曲をフューチャーして欲しかった。 長い時間、泣き喚くピアフを見せられた印象です。