レビュー
中学生の時、共通の友人を事故で失った男女の再会を描いた青春映画の佳作です。 偶然東京で再会した2人が年に一度友人の命日に会ってラーメンを食べるという設定に惹かれて観ましたが、前半は違和感ばかりでした。しかし2人のトラウマの原因が描かれてからは引き込まれました。宮本信子さんの力が大きかったですね。 違和感の原因は主演の古舘祐太郎君の大袈裟な演技にあります。昔のマドンナと再会してはしゃぐのは役の設定ですが、事故でただ一人の親友を失ったトラウマを抱えているという主人公の闇の部分を表現する必要があります。しかしファンの方には申し訳ありませんが、彼の演技はその部分が欠落しているので単なるウザイ愚か者にしか見えませんでした。同じ二世俳優ですが石橋静河の演技とは雲泥の差がありました。
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