＊映画館にて鑑賞＊ 一番感心したのは人を不快にさせる演出が秀逸だった点。 村に到着するまでの導入だけで、よくこんな不愉快な映像とBGMが思い付くなと… 一体感持って見ると危険な予感がして一歩引いて鑑賞したせいか、ラスト30分くらいで声我慢するくらい大爆笑してしまった。 もう一つ感心したのは、設定が本当に細かい点。ルーン文字や北欧神話の知識がないため、鑑賞中に意味ありげなシーンがあっても全然理解できなかったが、後から調べると色々と散りばめられてた模様。本当にすごい。緻密！精通してる方は楽しいと思われる。 また話題のグロは作り物感満載なので、グロ苦手すぎる私でも全然問題なし。危機感出すならもう少し精巧な作りの方が良かったのでは… ホラー？界隈では新しいのかもしれないが、正直そこまで騒ぐほどか？という感想。切迫感や恐怖感はあまり無し。映画館という閉鎖空間だから良いかもだけど、家だと本作の売りである不快感が激減する予感… ぜひ劇場で良質な不快感とシュールな笑いをお楽しみください。