レビュー
くらっしゃあ

くらっしゃあ

4 years ago

4.5


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ミッション:インポッシブル

映画 ・ 1996

平均 3.7

【マイ・4K UltraHD Blu-ray・コレクション】 この『ミッション・インポッシブル』は、トム・クルーズが1992年にポーラ・ワグナーと共に設立した【クルーズ/ワグナー・プロダクションズ】の記念すべき第一回作品で、彼自身、初めてプロデューサーを兼務した映画なのだが、それ以上に、彼が、 「俺様って、アクションもいけんじゃね」 と、自身の出演作をアクション系に大きく舵を切る転機となった重要な映画だと思っている。 事実、本作以前の彼の出演作を観ても明白なように、当時のトム・クルーズにはアクションのイメージが全く無かった。 だから、初めて本作の予告編を目にした時、すごく変な感じだった、と同時に、これは絶対に観に行かねばと思ったのを憶えている。 なんて、能書きをたれてしまったが、そんなこんなで我々の前に颯爽と姿を現したイーサン・ハントことトム・クルーズは、新たな魅力をこれでもかというくらい全身から発散させていた。 ストーリーは、トム・クルーズをいかにカッコ良く見せるかを最優先させたかの如く、いたってシンプル。 監督のブライアン・デ・パルマもトム・クルーズの意を汲みテンポ良くサクサクと描いている。 共演者には、ジャン・レノ、エマニュエル・ベアール、ヴィング・レイムスという当時【旬】であった俳優を配し、さらに、もともとトム・クルーズと親交の深かったエミリオ・エステベスは速攻で殺してしまうという、どう考えても『ヤングガン』への意趣返しをぶっ込む遊び心も忘れない。 猛スピードで疾走する列車上でのクライマックスは、何回観ても息が詰まりハラハラする。 とにかく、シリーズ6作の中では、もっとも繰り返し観ている映画だ。 まあ、その理由の半分は、エマニュエル・ベアールなんだが。もう、御顔がエロ・・・いやベッピンすぎるわ。 あと、今回超久しぶりに観ていて初めて気がついたことがある。 ラスト近く、イーサンとルーサー(ヴィング・レイムス)がカフェテラス?で会話をする場面。ほのかに聴こえてくる曲はクランベリーズの「ドリームス」だった。 『恋する惑星』のフェイ・ウォンのカバー版「夢中人」は大好きな楽曲だが、このオリジナル曲もやっぱり捨てがたいのであった。 [2022年6月5日 超久しぶり]