レビュー
2021.9.5.013 rh 途中までネタバレありです! とある団地に暮らすユリとサトコ。2人は親友で小さい頃からよく一緒に遊んでいた。ある日ユリの家に遊びに来ていたサトコが、ユリに質問をする。「ユリちゃんもおじいちゃんと一緒に寝るの?女の子はおじいちゃんと同じ布団で寝なくちゃいけないんだよ」。ユリの家族はその言葉に驚き、サトコにいくつか質問をし、サトコは祖父から性的虐待を受けているのでは?と疑念を持つ。時は過ぎ、団地に都会っ子が引っ越してきた。名前はマホ。ユリとすぐに意気投合し、2人はつるむようになる(ユリは、サトコとは自然と距離を取るようになってしまっていた)。ある日ユリとマホが夜、外で話していると、マホが変質者に襲われる。ユリはパニックになりながらもマホを守るため変質者から包丁を奪い、変質者を刺してしまう。その場から逃げるが、人を殺してしまったかもしれない恐怖で眠れない。朝になると母親が、慌てた様子でユリの部屋に入ってきた。焦るユリ。「団地で人が殺されたの!殺したのはサトコちゃんだって!」。思ってもみない母の言葉に驚愕するユリ。サトコはそのまま少年院に入ったらしく、ユリは何が起こったかわからないまま高校生活を過ごす。さらに時は経ち、サトコが学校に戻ってきて、何事もなかったかのようにユリに話しかけてくる。しばらく話した後、サトコから放たれる衝撃の一言「ユリのこと守ってあげたんだから、ユリも私のこと守ってよ。うちのじじいを殺してくれない?」 と言った感じの話。この後、ユリ、サトコ、マホ、3人の奇妙な友情が複雑に絡み合い、事はさらに複雑化していく。大人になったユリが、この話を小説家に話し、「小説にしてほしい」とお願いをし、過去を振り返る形で物語を進むが、「じじいを殺してくれない?」から先も予想ができない展開で、最後までハラハラでした。原作を先に読んだんだけど、小説も良かったし、ドラマも面白かった!ドラマは45分×5話で、長さもちょうど良い。
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