レビュー
『下町ロケット』で直木賞を受賞した池井戸潤の同名小説を『ソラニン』などの三木孝浩監督が映画化した骨太のビジネスエンタメ。 家柄も育ちもまったく違う東大卒の山崎と階堂は、同じメガバンクに同期入社。人を救うためにバンカーになった山崎と、情を排除して仕事をこなす階堂。真っ向から対立する二人の宿命を描く。 今年これまで公開された邦画の中では、一番好きかも。男と女の関係性を全く描いていない三木監督作品を初めて観た。若い二人の銀行員の生き様に何度も涙。銀行の上司役で出演した江口洋介がとても印象的だった。 今年の夏、本作と『今夜、世界からこの恋が消えても』『TANG タング』が立て続けに公開されている三木監督の勢いが凄い。
いいね 15コメント 0


    • 出典
    • サービス利用規約
    • プライバシーポリシー
    • 会社案内
    • © 2024 by WATCHA, Inc. All rights reserved.