レビュー
柴咲コウ演じるりさこが 被告みずは(水野美紀)に 感情移入しているシーンをみていて 『おち』に薄々気づいていましたが 目が離せず6話通してみました。 ストーリーについては 興味がある方は 見ていただくのが 一番だとおもいます。 りさこの錯乱した狂気は 誰にでも起こりうる『普通』で 身近なものなのだと 感じられる演技 ただの子供の無邪気なわがままなのに 母親の精神状態によっては 苛立ち憎悪につながってしまう ことに納得させられる 子役、文香(松本笑花)の演技 そして何より被告みずほの 茫然自失無気力さ (最初水野美紀だと分からなかった) ラストに初めて見せる感情。 こんな演技派な女優とは しらなかった。。 シャリーズセロンが モンスター(2003年)を演じた時を 思い出してしまいました。 ラストに入っていくまえに 同じ裁判員役、不妊で悩む編集長 芳賀六実(伊藤歩)の言葉が 『子供がいる人生といない人生、 お互いに想像し合えたら もう少しだけ楽になれるのかもね』 この作品のテーマなのかなーと おもいました。。 共働きで核家族。 現代の母親だからこその悩み とても身近に感じられる 作品でした。
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