週刊少年ジャンプにて連載された同名漫画を原作としたアクション時代劇シリーズの４作目。 今回もアクションシーンが素晴らしく、CGなし(？)であそこまでできるなら大満足です。主演の佐藤健さんや伊勢谷さんもかっこ良かったのですが、中でも特に光っていたのは、新田真剣佑さんだと思います。演技も衣装も｢雪代縁｣感が凄かったです。尺の関係か倭刀術の件がごっそり削られていたことは残念ではありますが、会心の演技だったかと思います。 とはいえ、今回はアクションシーンに尺を割きすぎた為か、ストーリーがだいぶ解り辛かったと思います。原作を知っている人であれば勝手に補完できるとは思いますが、未読の人には厳しいのではないでしょうか。特に終盤は操が突然大活躍したり宗次郎が出てきたりとストーリーがめちゃくちゃで、まぁこれは全て伊…いえ、これ以上はゲスの勘繰りですね。とにかく、かなり端折っていろいろ切って貼った感じがして残念でした。 その辺りが次回の追憶編もとい｢The Beginning｣ですっきりしたら嬉しいなぁと思います。結局剣心の心の葛藤も解消されていない様なので、その辺りを｢劇場版るろうに剣心｣として、しっかり決着をつけてくれることを望みます。 マジで次回の追憶編もとい｢The Beginning｣が超楽しみです(笑)！ ｢The Beginning｣観賞後追記。｢The Beginning｣は、まんま追憶編でした。ということは、実写版では剣心の葛藤は解消されないままの様ですね。それとも、まだ続編を控えているのですかね…。