レビュー
マ-サル

マ-サル

5 years ago

4.5


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腑抜けども、悲しみの愛を見せろ

映画 ・ 2007

平均 3.3

すごい。この内容、起きてる事の奇妙さからシリアスになりすぎてもギャグになりすぎても成立しないのでは。だからこそ監督のバランス感覚が素晴らしいと思った。展開のシビアさに盛り込む皮肉なユーモアのお陰で、「恐ろしいのにどこかおかしい」逆に、「おかしくて面白いのに緊張感があり目が離せない」。そしてそのちぐはぐさが”漫画”というコンテンツとの融和に繋がっている。明らかに映画を観ているのに漫画のコミカルな魅力も孕んでいて、とてもユニークで唯一無二な作品だと思う。妹の漫画魂に火がつくときのお決まりの演出が痛快で大好き!漫画を描くために生まれた人間っているのだ。