レビュー
C7

C7

8 years ago

5.0


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blue (2001)

映画 ・ 2001

平均 3.4

作品の持っている空気がすごく良かった。市川実日子さんと小西真奈美さんの抜群の存在感が活きていてバランスの良い絵になってた。素朴で自然な映像なだけに、主演二人の表情や台詞がしっかり入ってくる。テンポの良い掛け合いは無かったけど、見ていて想像力を働かせやすい、程よく気持ちいい間合いだった。音楽も作品の色や雰囲気がよく反映されていて、シンプルな音で単調になりかねないくらいだったけど、そのバランスも良くて、計算され尽くしているのか、物凄くセンスが良いのか、わからないけど好きな作品。 小西真奈美さんは少し影があって、どことなく儚げな感じ。話している時の表情はいつも穏やかなのに消えそうに見えるから目で追ってしまう。 市川実日子さんは目や表情に意思の強さみたいなのがあって、意識しなくても光を感じ取れるように、視界のどこにいても存在が薄れない。 二人とも存在感はあるけれど、正反対のように感じて、役柄的にもはまっていると思う。 高校生の女の子二人がキスしたり、煙草吸ったりしてるのに女臭いいやらしさがなくて、透明感すらあるのがすごい。見ていて気持ちが引いたりすることもなくて、自然な気持ちでリラックスして見れた。そういうところがすごい作品だと思う。