
コウキマン

坂の上の雲(第2部)
平均 4.3
2023.3.19.003 ネタバレあり 司馬遼太郎の小説“坂の上の雲”をNHKがドラマ化。原作が長いので細部は描かれていないものの、丁寧に作り込んである。 第二部では正岡子規が逝き、いよいよ日露開戦。“まことに小さな国”が、強大な大国との戦争に引きずり込まれる。 ーーーーー 第6回 “日英同盟” 外交官小村寿太郎の奔走により日英同盟が現実味を帯びてくる。元老伊藤博文は独自路線を進み、現在朝鮮を巡って揉めているロシアと同盟を結ぼうと画策し、単身ロシアへ。しかしそう甘くはなくロシアとは決裂、日英同盟成る。ロシア駐在の広瀬武夫の帰国が決まる。淑女アリアズナの別れ際のわがままが可愛い。 「日本との戦争は有り得ない。なぜならば朕が戦争を欲しないから」ロシア皇帝の高慢さ極まりない。 ーーーーー 第7回 “子規、逝く” 俳句の中興の祖“正岡子規”逝く。きよしさんの「子規逝くや十七日の月明に」が印象深い。原作者の司馬遼太郎はもともと正岡子規を書きたくて調べたところ、この「坂の上の雲」を書くことになった。そのへん踏まえて観ると込み上げるものがある。 日露はまさに開戦前夜といった感じ。 ーーーーー 第8回 “日露開戦” 真之、妻を娶る。石原さとみの可憐さよ。日露ともに政界、軍部あわただしく動き、ついに日露の国交が断絶。開戦となる。 ーーーーー 第9回 “広瀬、死す” 旅順要塞に護られた旅順港の湾内深くにロシアの艦隊が引きこもっている。やがて北方から援軍にくるバルチック艦隊と旅順艦隊が合わされば、戦力は日本艦隊の2倍に及ぶ。日本海軍はそれまでになんとしても旅順艦隊を無力化しなければならない。 そこで狭い湾口に汽船を沈める閉塞作戦が決行される。しかしながら結果はうまくいかず、真之の親友である広瀬武夫が命を落とす。