レビュー
映画館、日本語吹き替え版にて。豊かな色彩とバッチリ決まった構図、画面の情報量など、ルックがあまりにも良い。特に光と影のバランスは繊細かつ美しく場面をシ視覚的に説明する効果もあって、マイクが大学に足を踏み入れるシーンは鳥肌ものだった。ストーリーの面では、夢、努力、才能の関係が絶妙に描かれていて、努力によって必ずしも夢を叶えることは出来ないし、才能の壁は超えられない。しかし、努力によって得られる未来があることをしっかりと示している。一方で、どんな才能を持っていても向き合い方次第では意味をなさないことも描かれているのが良く出来ている。強さと弱さを認め合い、個性は優劣や勝敗では語れない事を理解したふたりの行きつく先も素晴らしく、涙なしではみられない。
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