レビュー
Nineball

Nineball

4 years ago

3.5


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ニンフォマニアック Vol.2

映画 ・ 2013

平均 2.7

5時間半の長編二部作映画の第二部で、色情狂を自認する女ジョーの誕生から50歳までのエロスの旅を描いたラース・フォン・トリアーが監督・脚本を務めた作品。  全10章の内の後編である6章から物語は始まる。Vol.1のセクシャリティに迫りながらユーモアのある物語とは一転し、結構シリアスでバイオレンスな描写も多くあった。自由感は消え、家族や組織など様々な枷が出来て窮屈な印象だった。 さらに、Vol.1よりも社会生活に適応できない者の苦しみがより強く描かれていて、重いテーマについて考えさせられる作品となった。 途中少しテンポが落ち、Vol.1よりもヘビーな内容なのでオススメはしにくいが、面白い作品だった。     [⚠️ネタバレあり] 賛否両論を生んだ衝撃のラストには、正直めちゃくちゃ驚かされた。 ここまで散々悲観的な人生を送ってきたジョーの話を聞いてきたが、最後はセリグマンと話して良かったとなんだかんだハッピーで心休まるわーと思いきや、「セリグマン、お前もかい。」ドアからカメラが離れないところで「あー来るな、これは」とは思ったけど。やっぱり最後まで希望は持たせてくれない。しっかりラース・フォン・トリアー監督の作品だった。 これは監督なりのオチなのだろうか。やっぱ病んでんのかな、この監督🤔  最後まで全ての穴は埋まらなかったジョー。 ただ、一つ思ったのは、2年の間に変わりすぎ。ステイシー・マーティンから急にシャルロット・ゲンズブールは無理ある。そこだけはすごく気になった🤔