レビュー
ガジュマルの樹や海が印象的で、特に海を泳ぐシーンはとても綺麗だった。 この映画で好きな場面は、界人と父親が話す場面。実際の親子でもあり、村上虹郎の口調や仕草、会話の返答に対する表情が良かった。 沖縄の人々や演技経験のない人は見ていて自然だったが、大人の役者は演技が上手さが浮いて感じてしまった。 多くを語る台詞の、本質を捉えてる感、それっぽさ感、深いこと言ってる感がいまいち気に食わなかった。 沖縄ぐらい壮大な自然に囲まれて生きていると、生と死の真実が分かるのかなぁ 大人の語る死生観の台詞の最後に「俺にも分かんないけどな」くらいのさじ加減があったら良かった。 予告で流れた刺青の男の死体、その正体とその後の展開が結構雑。 界人と母親との確執が解ける過程に納得はできなかった。 なぜこんなにもこの映画に入り込めなかったか考えると母親役がユタ神さまであったり、宗教、民族的な設定が自分にはいまいち飲み込めなかったからだと思った。 ただ、海で泳ぐ綺麗な映像と村上虹郎は良かった。
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