レビュー
「仕事はたくさん、命はひとつ。」 タイトル通り、超ブラック企業に勤めてた若者が仕事を辞める話。と言葉にすればシンプルな内容だが実際は色々と紆余曲折がある。 この映画、仕事を辞める前と後といういわば二部構成みたいな展開だが、正直仕事を辞めるなんてすぐだろと思って見たんだが、辞めるまでが予想外に長かった。そしてその辞めるまでのブラック企業の描かれ方があるあるだとしても見てて気分の良いものではないのでちょい苦痛。つまらないワケではないし、必要だったのは分かるんだけど 。とりあえず吉田鋼太郎怖すぎ。あと辞める時のポエムみたいな口上は見てるコッチが恥ずかしかったわ。そこは辞めますだけで良かっただろ。 隆が自殺しそうになったトコロを助けた謎の関西人ヤマモトがこの物語のキーなんだが、こんな友達いたら良いなあと思えるポジティブで明るい存在で良かった。ある秘密を抱えていてそこが隆にとってもターニングポイントとなるんだが、ここは予想できた人もいたんじゃないかと思うぐらいオオ凄いとは思わなかったのは残念。でも背景を考えると涙モノでもあるんだがな。 冒頭、意味深などこかの海外の風景ややり取りが後半また出てくる時、その開放感さあってか何故か感動できた。ちょっと誇張気味なトコは否めないが、仕事で悩んでる人の背中をちょっと押してあげる応援映画だと個人的に思う。ちょうど仕事で悩んでる自分には響いたトコもあった。
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