レビュー
OD

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9 years ago

5.0


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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア

映画 ・ 1997

平均 3.9

かれこれ20年近く前に見たドイツの映画。 その頃はラン・ローラ・ランとかドイツ映画がプチブームになってたんですよ。 ずいぶん前に見た映画だから、うろ覚えですみません。 でも、この映画はレビュー書いておきたいって思わせる すばらしい映画なんです。 余命あとわずかと診断され、たまたま同室に入院している二人の男が主人公。 二人はある晩、酒などを飲み交し、お互い余命が短いと知り意気投合する。 「死んだ人間は皆天国で海の話をするんだ」 そんなおとぎ話をしながら、二人はまだ生まれてから一度も海を見たことがないと告白する。 「死んだらみんなから除け者になっちまう…」 と、二人で病院を抜け出して海を見に行くことにする。 しかし、彼等が盗んだ車はギャングの車で大金が詰まれていたから大変! ギャングや警察に追われながらも、 協力し、死ぬ前にやっておきたい夢を叶えていく二人。 二人は本当は怖くてしょうがなかった。 お互いの気持ちが痛いほどわかる二人の関係は、 同情や友情を超えたとても深いものになっていった。 ゴールの海は目の前。 しかし確実に病魔は二人の体をむしばんでいた… 果たして二人は、死ぬ前に海を一目見ることが出来るのか? というようなお話ですが、 とにかく自分が死んじゃうって時に、 相手の事を思いやる事ができる! そんな男同士の友情にグッと来ましたね。 そして、とても羨ましかったです。 話は全体的にコミカルなんですよ。 ギャングに追われたり、 死ぬ前にしたいことがくだらないことだったり(男ってしょうがない生き物ですね。見てのオタノシミ) それが、逆にやけに切ないんですよ。 最初っから重っ苦しい雰囲気なら心の準備もできるけど、 ラストまでは物凄く楽しませてくれるんですよ。 もう二人とも大好きになっちゃうんですよ。 いいやつらだな~。 楽しい映画だなーって。 でもたまに主人公の一人が発作を起こすんですよ (この演技見ていられないくらい苦しそうなんです) そこでふと、あっそうだ、死んじゃうんだよねって現実に引き戻されるんですよ。 その度に辛かったな~。 とにかく、ラストカットを見てください。 たぶん、誰もが望んでいた でもできれば見たくなかった とても美しいカットで終わります。 ハッピーエンドだと 僕は思いますよ。