レビュー
ジュネ

ジュネ

6 years ago

3.0


content

ゾンビランド ダブルタップ

映画 ・ 2019

平均 3.5

2019年255本目は10年の時を経て(最近何かこういうの多いですね)作られたまさかの続編、『ゾンビランド・ダブルタップ』。 ------------------------------------------------------------ 10年の間に出演者がここまで大出世するとは思わず、ウディ・ハレルソンは『ハンガーゲーム』や『スリービルボード』など数々の人気作に出演し、エマ・ストーンはオスカー女優、ジェシー・アイゼンバーグは曲者俳優として名を馳せ、アビゲイル・ブレスリンも子役上がりでは珍しく10年間ずっと第一線で活躍してます。この4人が一堂に会する時点で相当スゴい事件です。 ------------------------------------------------------------ 『ゾンビランド』の世界は現実と同じく前作から10年が経過している設定ですが、完全に文化が停滞して新しいものは何も生まれておらず、そのギャップをついたユーモアがあちこちに散りばめられています。現代ではとっくに実現しているサービスについて楽しげに話したり、劇中に登場する映画・音楽・ゲームが全て一昔前の内容だったり。本作そのものがレトロな雰囲気を醸し出し、過去を懐かしむために存在しているわけです。 ------------------------------------------------------------ と同時に、進歩がない世界だからこそ「変わらないもの」の良さに気づくこともできるわけで、それはコロンバスが最終的にたどり着く答えに如実に反映されています。続編と聞くと「何か新しい試みがあるんでしょ」という気持ちにさせられますが、本作はまさにそんな観客の期待を逆手に取った作品になっています。同級生と昔話に華を咲かせる、家族と昔のアルバムをめくるつもりで見て頂ければ。