レビュー
キャスト陣と製作J・ギレンホールという情報だけで観るって決めてた。 予告の段階ではロバート・パティンソンが悪魔祓いでもするのかと思ってた。ジャンル違う、ゲス野郎。 トム・ホランドの新たな一面もみれたし何よりもビル・スカルスガルド! 感情が揺らぐ時の演技が相変わらず私好みで、特に涙目はたまらんのです。 すれ違う点と点が繋がっていく物語は、時折映し出される複雑な地図のよう。 祈っても救われてる人が見当たらない。そもそも純粋な信仰とは。都合のよい何かに置き換わって、人ってすぐ悪いものに囚われる。 ナレーターが原作者というある意味で物語の神が、淡々と登場人物のことを教えてくれる。それが彼らに赦しを与えているようで、それがないとひたすらに地獄の連鎖。
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