レビュー
cocoa

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2 years ago

2.0


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デスパレート・ラン

映画 ・ 2022

平均 2.8

原題は「The Desperate Hour」。 「絶望的な時間」の意味。 一年前に夫を事故で亡くしたエイミー(ナオミ・ワッツ)。 癒えぬ気持ちを抱えながら生きている。 ある日、息子ノアの高校で立てこもり事件が起きる。 すぐに向かえないエイミーはスマホひとつで連絡を取り続け、息子の無事を祈る…そんなストーリー。 84分のほとんどが森をジョギングするナオミ・ワッツの姿なので、ほぼワンシチュエーション・スリラーのよう。 それはそれで面白かったのだが…。 年頃で反抗期…(さらに父親を亡くし不安定な)息子ノアは部屋の壁に穴を開ける荒れた行動も。 日頃、ノアが何を考えているのかわからなくて悩むエイミーが途中から立てこもりの犯人かも、と考えるのは無理はないかも。 とにかくみんなが不安定。 スマホを頼りにあちこちに繋がるエイミーはだんだん暴走してくる。 車工場の人CJや職場の同僚や、警察の電話窓口などに様々な要求をしてくる辺りから独りよがりの情報集めに思えた。 もちろんパニック状態でひたすら息子の無事を願っているのはわかるけど、犯人の個人情報を違法に手に入れるのはどうなの? 警察の仕事じゃない? 立てこもり事件の映画では「エレファント」が良くできていた。 今回は犯人の背景も「バカにされていた」だけの描写で弱く、さらに警察のやり方も今一つ。 エイミーは犯人と電話で接触しても、何も力にはなっていないと思った。 極めつけは最後のノアのシーン。 銃社会への警鐘として動画を発信しているけど、取って付けた感しかない。 ラストで評価はさらに下がりました。 と言うことで、ナオミ・ワッツ、お疲れ!の作品でした。