
ジュネ

ドクター・ドリトル
平均 3.3
2020年80本目は、エディ・マーフィーの名作コメディをロバート・ダウニーJr.でリメイクした『ドクター・ドリトル』。 ------------------------------------------------------------ 小さなお子様を連れていけば喜ぶこと間違いなしのファンタジーで、臆病なゴリラや心優しいシロクマの存在を通し「外見と内面は違う」という教訓を分かりやすく伝えながらも、クジラやドラゴンなど子供ごころを刺激する要素も忘れない、そんな娯楽作に仕上がっていると思います。ただ、あまりに捻りがなさすぎて大人が見るには正直かなり辛いです。 ------------------------------------------------------------ エディ・マーフィー主演ではないのだから、もっとロバート・ダウニーJr.らしさを活かせば良かったと思うんですけど、下手にギャグを挟んでくる上に、それが全然笑えないので滑稽に見えて仕方がありません。ダウニーJr.も声のトーンや話しぶりをキャラに合わせて変えてますが、やたら不自然だし演技が逆にウソ臭く映りました。何だか『パイレーツ・オブ・カリビアン』の頃のジョニー・デップを彷彿とさせます。 ------------------------------------------------------------ 一番謎なのはウェンツ瑛士みたいな顔立ちのハリー・コレットが演じる助手スタビンズで、全く良さを活かせてないと思います。ドリトルと同じく動物の話が理解できる片鱗を見せておいて、何かの試練を経て人間的に成長する展開が1つもないため、何のためにいるのかがまるで分からない。脚本の歪さも相当で、ちょっと擁護が難しい1作になってしまいました。