
たっちゃん-半変人のお調子者-

嵐が丘
平均 3.2
2026年03月27日に見ました。
イングランド北部・ヨークシャーにある、風が吹き荒れる荒野"嵐が丘"。 そこにあるアーンショー家の屋敷で暮らす令嬢キャサリンと父親、そして父親が連れ帰ってきた孤児ヒースクリフ。 社会的身分の差はあれど、キャサリンとヒースクリフは小さい頃からお互いに惹かれあっていた。 しかし、小さなボタンの掛け違えから、キャサリンは近所に引っ越してきたリントン家に嫁ぐ事となり、ヒースクリフは嵐が丘から姿を消す。 数年後、幸福だが満たされない毎日を送っていたキャサリンの元にヒースクリフが帰ってくる。 2人は再び激しく惹かれあっていくのだが… エミリー・ブロンテの同名小説の映画化。 原作はベストセラーで、映像化もこれまでに幾度と無くされてきた本作。 自分は原作も他の映像化も観た事が無く、どんな物語かも知らなかった為、本作のみでの評価になってしまうが、想像していたよりもずっとハードな話で驚いた。 美しい悲恋話かと思ったら、破滅に向かって全力疾走していく話で、個人的には感情移入が難しくてあまり物語に乗れなかった。 調べた限り、本作の問題ではなく、元々『嵐が丘』がこういう物語だから、『嵐が丘』が自分に合わないという事だと思う。 とにかくヒースクリフが無理。 子供の頃は本当に可哀想だったけど、大人になった後、特に帰ってきて紳士っぽくなった後の目線、表情、言葉、行動全てが無理すぎた。気持ち悪い。(演技は本当に素晴らしい。) それに振り回されるキャサリンもキャサリン。 そりゃ満たされてないから、元々好きだったヒースクリフに靡くのは仕方ないとはいえ、キャサリンを愛してくれていたリントン氏が可哀想すぎるし、「自分からキャサリンを奪っていくヒースクリフを遠ざけたい」という悪意が多少あったとはいえ、キャサリンが幸せになるように誘導していたネリーも可哀想。 特にリントン氏は、キャサリン父もクズ、ヒースクリフもクズな中で、彼だけ良心の塊みたいな男性だったから、キャサリンにどんなに愛を捧げても返ってこない様は哀れで辛かった。 最後、ヒースクリフに「お前のせいで…!」って言って、ぶん殴ってもいいくらいなのに、キャサリンの元に行こうとするヒースクリフに「見ない方がいい」と優しく諭すとは、どんだけできた人なんだよ。 あとリントン氏と一緒に暮らすイザベラ。 キャサリンが嫁いできた頃は純粋無垢な少女だったのに、戻ってきたヒースクリフを好きになってしまったばかりに、彼にキャサリンの嫉妬心を煽る為に利用され、最終的には鎖に繋がれ動物扱いされてしまう。 この辺りはあまりにも陰惨すぎて見てられなかった。 元からこういう話だから仕方ないとはいえ、どこで面白がればいいのか分からない映画だった。 あまりにも不快な描写が多すぎる。 映画評価基準 この映画が好きか 2 没入感 2 脚本 6 演出 8 映像 8 キャスト 10 音楽 7 余韻 4 おすすめ度 5 記憶に残る映画だったか 7 計59点 YouTubeで映画語りをしております!是非ご視聴、チャンネル登録お願い致します!! https://youtube.com/playlist?list=PLtG6xwV8NyOrwORRIUY4NBSlkFyngprHf&si=BOHxPmp2kb49Ax9y