レビュー
こんなヘルメットごしじゃあ、流れた涙もぬぐえないから。 このきらきら輝る石の中に、わたしの涙も閉じ込められればいいのに。 そして静かに大地に眠るの。誰かがわたしを見つけてくれるまで。   だからわたしは、何処かの誰かが書いた物語の夢を見る。 いつかきっと行くかもしれない世界の夢を。     。。緻密に練られたであろう設定と、小道具たちのキュートさよ。 それをさらさらっと描くから、とても愛おしくなってしまう。 だから終わったあともずうっとわたしの心はこの世界に留まったまま。 いつか彼女のヘッドフォンであの素敵に懐かしいような音楽を聴いて、大きな星が地平線上に浮かぶのを眺めながら、踊りたい。  
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