レビュー
テレビメディアや政府の声明は都合の悪いことを隠す。 YouTubeやSNSなどのネットの情報は主観であふれ返ってどれが嘘で真実か紛れてしまう。 じゃあ正義の、徹底的に傍観者であり続けることで真実の映画(映像)を撮ろう。多くの人を救うため。 というのが当POV映画の趣旨とテーマなのですが、他のゾンビ映像を撮っていたであろうYouTube動画との明確な差を表現し切れずにいたのがロメロの映画なのに低評価な由縁かなぁと。 なのでどうしたらテーマを変えずに良くなったのか脳内会議を催してみたぞ! ・ 主人公たちのノロノロとした行動や頭の回転の遅さにイライラしている人たちが多い様子なので →「こうしたらパンデミックを乗り越えられるよ!」の手本のために主人公たちを対策完璧マンの性格に変更する。 モタモタしていっぱい人が死ぬ動画は人々を救うお手本動画にもどうかと思うしな! アホみたいに扉閉めて閉じこもるんじゃなくて、バリケードを①庭で作る②玄関や窓にも③部屋に ぐらいの最低限はしてほしい(※ 「カメラ構えてないで人助けろよ!」の不満の声もあるけど、ここを変えると映画のテーマに関わるので極力置いておく) ・ 世界中パニックの中、インターネットが無事前提がおかしいと思うので →せめて映画の長さ(約1時間半)の動画を残すのみというのは止めて、フルバージョンの他に10分と30秒の回線が繋がりにくく見ている時間がなくても閲覧できる動画も作成し、インターネットだけでなく、テレビ、無線回線(ラジオ)、「こうしたらいいという方法を簡潔に箇条書き」に記した一枚ビラまたは画像などに展開そして発信していく映画にする でどうだろ?! 「そうじゃなくて、生々しいリアルなゾンビドキュメンタリーに仕上げたかった」とロメロさんが仰るなら… 「うーん…それは永遠のテーマですねっ!」と言うしかない。 (銃や軍の日常にはないものを排除して、平民的な身の回りのもので構成していくしかないように思う。 それか、全体を撮るのではなく『ゾンビコミュニティが出来上がった後の、どういう経緯か分からないけどゾンビしかいない町で学校に行き、家に帰ればゾンビ両親がいる7歳くらいの“人間の少女(少年)”がなぜかゾンビたちにバレてないんだけどそんな日常をやり過ごす映画』みたいなパンデミックな世界の一部を舞台にするしかないような…)
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