レビュー
邦題は「パリへの逃避行」です。 日々、家事と育児に追われる主婦のタラ。 夫マークに愛され何不自由なく暮らしているのですが満たされず空しい毎日。 ある日突然、「こんな生活イヤ!もううんざり!」と爆発してしまう。 「芸術を習いたい」とか「外に出たい」と、夫に気持ちをぶつけるのです。 そしてユーロスターに乗ってパリに行ってしまう……そんなストーリーです。 もう、これは万国共通のテーマですね。 「母親なら子どもを愛しているはず」そんな呪縛の中、閉塞感でやりきれなくなってしまう。 確かに気持ちはわかるのですが、タラがパリで過ごす一夜にはまったく共感できませんでした。 心の隙間を埋めるかのように、美術館で知り合った行きずりの男性と関係を持つなんて。 (確かに夫マークの愛は重たい気もするけど) 自由でいることと結婚することは相反する、と言うように、今は乗り越えるしかないと思うのです。 子どもの可愛さだけでは無理なのでしょうか。 いつか自由が訪れるまで母としての覚悟が必要だと思うな~。 ストーリーはともかく、この作品は設定だけ決められていて脚本はなし! アドリブだけで作られたと言うのは凄い。 と言うことでリアリティは感じられましたが内容はベタな印象でした。 そもそもカメラ持ってフラフラしている男に騙されるな❗
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