レビュー
「えいり」と読む。芥川賞原作で心震わすヒューマンミステリーとポスターには書かれている会社親友が行方不明になる話である。公開初日に鑑賞したが公開前のヤフー評価は4点だったが、公開後には3点になっており低い評価のレビューも多い。主役が綾野剛で親友は松田龍平。映画のムードはミステリーで何か事件が起こりそうな雰囲気ではあるが特段の事は起きず話は進行していく。綾野と松田が会社の同僚で仲良くなり一緒に釣りを楽しむ。だが突然松田が会社を辞めて姿を消す。その後ふらりと顔を出して又仲良くなる。松田は「お前は日の当たる表面しか見ていない。その影の裏を見ないと分からない。」と話す。それが題名になっていると思われる。ただ、原作は娯楽色の強い直木賞でなく文学の芥川賞であり変な事件は起こらない。ラスト近く方は色々な展開があり綾野は同性愛者だし、(ハッキリさせないが)松田は東日本大震災で亡くなる。時間も結構長いが途中までは何も起こらないのでつまらないと感じる人もいるだろうなと思う。私は面白く観た。釣りのシーン等岩手の風景も綺麗だった。事件が起きそれを解決するミステリーを期待する人は観ない方が良いと思う。
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