レビュー
かなり違和感がある。 G.I.ジョーといえば、元々フィギュア(玩具)のキャラで、「特殊秘密部隊」ではなかったか? 確か前作は、あまりに非科学的なハチャメチャぶりに辟易した記憶があるが、一応はその路線を踏襲していたと思う。 ところが、本作はその続編であるにも拘わらず、完全に米軍を指揮する傭兵エリートと化している。秘密でも何でもないから、重要な人物が戦死することもあるし、その戦死は公表され、功績をあげれば昇進もする・・みたいな感じだ。これでは、コアなファンにはあまり受けが良くないのではないのか?と心配してしまった。 また、韓国人のイ・ビョンホンが、明らかに「忍者」であり、その修行はインドで成され、その本拠地が東京で、師匠が盲目の黒人、恐らく「くの一」と思われる女忍者の顔立ちが明らかに南米系である・・などの強烈な違和感については、もはや諦めるしかないという気持ちになる。 まあ前作同様、暇つぶしには持って来いであることは確かだし、ヒマラヤの断崖絶壁を利用した「横走り振り子運動アクション」は、手に汗握る出来になっている。
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