『トールマン』を観たながれで、パスカル・ロジェの最新作である『ゴーストランドの惨劇』を観た。 原題のインシデントのところをわざわざ【惨劇】と意訳しているから、惨劇が起こるのだろうと心構えはしていたが、なかなかの惨劇だった。しかし、それ以上に映画の中の仕掛けに唸ってしまった。この展開を観ている途中で看破出来る人はなかなかいないのではないか。 全編を通して思わず顔をしかめてしまう場面がずっと続くのだが、観終わったあとは不思議とまんまと仕掛けにハマった心地良さのほうが残っている。 【prime video】