レビュー
☆第1回 なぜ政治ドラマなのにこんなに涙が出てくるのでしようか? 「日本国民は受けた恩義は絶対に忘れない。」これは大手生保の取付騒ぎに端を発した国債1兆円売却問題の際、草刈正雄さん扮する副総理兼財務相が外資系銀行の頭取に約束した言葉です。これを聞いて不覚にも涙が止まらなくなりました。 現実には取付騒ぎは起きていませんが、日本がいつそうなってもおかしくない財政危機にあることは間違いありません。本作がどのような政策を見せてくれるか、楽しみでなりません。 それにしても草刈さんの圧倒的存在感と演技力は大したものです。 ☆最終回 初回の感動が維持できなかったのは残念ですが、コロナ禍で日本経済が未曾有の危機的状況となっている今、図らずもオペレーションZの必要性が認識されることになりました。 強い反動勢力によってオペレーションZは挫折しますが、未来のために種が蒔かれたという終わり方は、より現実的で良かったと考えます。
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