レビュー
2001HAL

2001HAL

6 years ago

4.0


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ある船頭の話

映画 ・ 2019

平均 3.1

2019年09月19日に見ました。

オダギリジョー監督の作品である。日本の山と川の美しさをしっかり描いている。ゆったりした流れで上映時間も長い(人によって評価が別れる)。途中で伏線は貼られているが、私としては最後にはビックリさせられた。それまでの流れで終わってもも良いかなと思っていたが、そうでは無かった。基本的には人が便利さを求めている事に対しそこまで便利でなくても良いのではないかと現代社会を批判しているのかなと感じた。橋を作る事によってホタルがいなくなるであれば多少の不便は我慢してホタルを残した方が良いと主張しているように感じた。ただ、最初の方では橋を壊したいと言っていた村上虹郎が最後は人が変わってしまっている(その代わり人としては卑しくなっている)結局は橋が出来て便利になった事は認めているのかな?そして柄本明扮する主人公が、この作品の中では良い人なのに本人が俺は卑しい奴だと独白する。(私が深読みすると)何かオダギリジョーが世間に対して「俺はそんなに立派な人間じゃない。」と訴えている気がする。観る人によって好き嫌いは別れると思うが私は面白く観た。それにオダギリジョー監督の次の作品も観てみたい。