レビュー
狂っておる。メタ視点を前提としたパロディでも自身の集大成をやろうとするからひっちゃかめっちゃか。金田一と等々力の間から泥棒が見えるというあけすけさ、つまり本来目に映らないはずのものも全部可視化しようとする。情報量が凄まじい。ワンシーン、なんならワンカットの中で劇伴が変わったりする。 車のドアを開けたら中で吸血鬼が女性の首筋を噛もうとしてるの、脈絡がなさすぎて爆笑した。死体をおもてなしの玩具として扱う不謹慎ギャグも面白い。 そうした躁状態をひたすら突き進むその隙間から覗く釈然としない暴力。 ローラースケート盗賊団のアジトがやたらセンス良かった。
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