レビュー
cocoa

cocoa

3 years ago

2.0


私は世界一幸運よ

映画 ・ 2022

平均 3.3

Netflixあるあるの邦題のダサさ。 雑誌社に勤めるアーニー(ミラ・クニス)。 上昇志向が強く、前途洋々な身分の婚約者もいる。 そんなアーニーは高校時代に起きた二つの事件を重い過去として抱えている…そんなストーリー。 ミラ・クニスと言ったらちょっとコミカルな作品が似合うイメージ。 最近はウクライナ支援のチャリティーを夫アシュトン・カッチャーと頑張っている。 そんな彼女は見た目から強さを感じるので、今作の辛辣な役柄は少し傲慢に見えてしまった。 高校時代のアーニーはまだ良い。 上の大学を目指して名門高校に入ったが周りはスクールカーストそのもの。 目立ったグループ男子にパーティーの席でされた悪夢。 彼らを訴える事ができたらもっと違った人生になっていただろうが、当時のアーニーは母親に知られたくない。 そんな母子関係が悪影響を及ぼした…と思ったら、さらに銃乱射事件。 (良くある銃乱射事件の犯人もスクールカースト下位の生徒が多いけれど、今回の加害者ベンもバイオテロをされた点は同情したくなるが…) アーニーが大人になって当時の事件をドキュメンタリーにしたいと監督が打診してくる。 勇気を出して真実を話すアーニー。 それは大きな犠牲を伴う告白で婚約者も去って行った。 真実を語る事で同じ体験をした女性たちの救いにもなる。 しかし、反発も予想通り。 性被害の告発の難しさと共に自由に発言する権利の大切さを物語っていた。 それにしてもラストで「捨て台詞も練習しないと」と言うアーニーには何とも言えない気持ちになった。 さらにあの傘の持ち方があまりにも自分本意で危険すぎ。 と言うことで、同じ女性でも何だか微妙で複雑な感想になってしまった。 そして久しぶりのジェニファー・ビールスでした。