
uboshito
1 year ago

警官の血
平均 3.2
2025年03月17日に見ました。
あの原作をどうやって…? と思いながら見始めたのだけど、「第3部」のみを映画化ということらしい。祖父は出てこないし、父もちょびっとしか出てこない。そもそも韓国には交番がないので、交番が自宅兼になっている祖父時代を描けない、ということもある。しかし、原作者の佐々木譲先生が絶賛してるからというわけではないけれど、エッセンスだけを抽出して見事に「韓国映画」として「韓国版:警官の血」作り上げたなと感心する。 原作の存在を知らなくても、1本の映画として十分に鑑賞に耐え得る内容になっている。逆に言えば、原作を知っていてもあまり関係がない(笑)。あくまでも祖父も父も警官、という要素しかいただいていないので。あとは例によって韓国の悪人たちと、韓国警察の腐敗をメインに描いているので、原作の汚職の要素もあるけど、実質的には「THE韓国映画」としてオリジナルで作ったような感じさえする。そこがむしろ良かったのだと思う。無理に韓国に置き換えても違和感しかないので、潔く、バッサリと(原作の)前半は捨てた。 ただ、ことの真相に主人公は劇中で次々に気付いていくが、そこを丁寧には描いていないので、わかりにくい感じもいくつかあって、そこは残念だった。多くは説明的に語らない、というのはケースバイケースであるべきで、本作のようにミステリー印の作品では、多少の説明は必要だったのではないだろうか… 【視聴:Netflix】