レビュー
Jenny

Jenny

2 years ago

4.0


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ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男

映画 ・ 2019

平均 3.6

2024年01月12日に見ました。

内容が衝撃的過ぎて、 観終わった後にネットで調べたら日本も全く他人事では無かった... 現在も静岡・大阪の工場や、全国の米軍基地付近で基準値の数百倍の高濃度でPFOA/PFOSが検出されていると知り、本当に驚きました。 テフロンの危険性については以前から何となくは聞いていたけれど、まさかこれ程有害とは。 テフロンの他にも大手メーカーのコンタクトレンズ、化粧品、レインコートや防水スプレー、ハンバーガーの包紙、クッキングシート、紙袋、消化器など、所謂フォーエバーケミカルと呼ばれる化学化合物質は有りとあらゆる身近な商品に含まれているのに、その危険性が大々的に報道された記憶がない。(唯一、米軍基地の汚染物質垂流し事件での河が泡立っている映像は覚えているけど、それが永遠に消滅しない発癌性物質だとは誰も思って無さそう...) 調べてみれば、自分が日常的に飲んでいるミネラルウォーターも度々富士山近郊で消防訓練が行われている事から、汚染されている可能性があるとのこと。(大手飲料メーカーはPFOS/PFOAの調査は行っておらず、現時点では今後も行う予定は無いとの回答。)化粧品に至っては、落ちにくいとされるファンデーション、日焼け止め、マスカラ、リップ等に高濃度のPFASが含まれており、口や涙管より人体へ吸収される。海外でも規制法案が出来たばかりで、日本ではまだPFAS表示義務すらないと。 恐ろしすぎる... インサイダー物としては『エリン・ブロコビッチ』よりもずっと身近に感じる内容なだけに、これはもっと早くに観るべき映画でした。 マーク・ラファロ、ありがとう。 きっとこの映画の製作にあたり大企業を実名で告発する内容であることから、色々と問題もあっただろうと思うけれど、PFAS問題を知るきっかけになりました。本当に観てよかった。