
たっちゃん-半変人のお調子者-
4 years ago

ヒトラー 〜最期の12日間〜
平均 3.4
第三帝国に近づく崩壊の時。 ベルリンを去ろうとしない総統、彼に付き添う愛人、最後まで総統に尽くそうとする秘書、総統に従う配下とその妻、もう既に諦めて飲んだくれる兵士、親衛隊の一員として戦う子供… 選択の是非はともかく、悲惨極まりない人々の行動と事態の連続に絶句。 特に絶句するのはゲッベルスの妻が自分の子供達を毒殺していくシーン。 ヒトラーに心酔し、ナチズムの消滅に絶望した彼女の蛮行。 これを本気で子供達の為と思って行うのだから本当に恐ろしい。 独裁国家や戦争が人を狂わせるというのがよく分かる場面だった。 そしてそんな狂った人々と灰色の焦土と化したベルリンの様子を延々見せられた後に、元秘書が青々とした森の中を自転車で走り抜ける様子を見る事で、希望感と生きるという事の大切さを感じ取る事ができるラスト。 その希望感こそ全人類が共有するべきものなのにな…と77年経っても未だに戦争が絶えない事が重なって悲しくなった。 映画評価基準 この映画が好きか 7 没入感 9 脚本 9 映像 10 キャスト 10 感情移入できない度 9 音楽 7 余韻 8 おすすめ度 8 何度も観たくなるか 7 計84点