レビュー
鳥肌ものの作画でした。特に人の所作の自然さには魅入ってしまいます。 音楽と映像、CV、演出、全てのアニメの要素が高い次元に昇華されています。 話は琵琶と徳子を中心に描かれていますが、「業」を背負った人間達の群像劇で、琵琶の音と語りで作品全体を覆い、諸行無常を上手く表現しています。 願わぬ結婚、子を産むが若くして夫と死別、父の死、幼いわが子の死を見ていることしかできないという耐え難い不幸を一身で受けた徳子の人生はまさに諸行無常。 ps.大原の寂光院は趣のあるお寺です。800年前この地で徳子が何を想っていたのか・・・
いいね 11コメント 0


    • 出典
    • サービス利用規約
    • プライバシーポリシー
    • 会社案内
    • © 2024 by WATCHA, Inc. All rights reserved.