レビュー
壊れかけの世界 ロンドンの片隅で貧困と退廃がはびこる地区[キングスロード]の都市開発をデザインする主人公の会社は何度となく窃盗被害に遭う。 家庭は、内縁の妻の連れ子(娘)の自閉症の付き添いで疲弊しきっている。 ロンドンに野良ギツネがいるなんて初めて知りました🦊 サラエボから逃れて来た親子も、スウェーデンから来た親子も、それぞれが自分の居場所を求めてやって来た。 人が集まれば軋轢も生じるし治安も乱れるが、汚れを排除する[開発]もまた別の何かにとっては破壊の一つだろう。 犯罪や背徳行為は恥ずべき行いではあるが、罰する事で[世界が良くなる]とは限らない。 [排除]は[解決]ではない。 壊れた[人間関係]は[心]でしか修復出来ない。 笑って許してとは言えないけどね…😅
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