レビュー
◾️◾️◾️ 山奥(仙界?)で修行してた道士が、人里降りて人間社会に触れてドタバタ…!と聞いたらすごく面白そうだと思ったのに、とても残念な内容でした。 (勝手にハードル爆上げで期待して勝手に爆死したので、私がタチの悪い観客でしたね、と言われればそれまで) ◾️◾️◾️ CGがすごい!きれい!アーロン・クォック氏やユン・ワー氏のスゴイ・アクション見れます! (アーロン・クォックが箒を使っていたのは彼の主演過去作『裸足のクンフー・ファイター』へのオマージュ?) ◾️◾️◾️ 凄まじい戦闘シーンや息を呑むような映像美を撮ることに意識が行きすぎていて、肝心のストーリーが支離滅裂すぎるように感じました。 登場人物の倫理観が縦横無尽にしっちゃかめっちゃか右往左往していて、えっ、ここで主人公が人死に出すの!?という驚きの展開から、さらに仏門で長く懺悔し、深く悔いたはずの主人公が次のシークエンスには下らない悪ふざけに手を染めて悪友とオクスリをキメていたり、まったく感情がついていけませんでした。 有り難いことを言っているであろう和尚様のお言葉も、全然有り難くないどころかなぜか聞いてて腹が立ってくる始末。 感情移入できるキャラがいません。 コメディタッチと両立できていない、意味不明に高尚で哲学めいた演出やセリフをちりばめる以前に、物語としての体と最低限のエンターテインメント性を確保してほしかったです。 ◾️◾️◾️
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