レビュー
主人公が6才から18才になるまでの12年間を同じ役者が演じている作品 ストーリーは大きな事件もなく、ずっと平坦に進んでいく。だからこそ、実際の人生を観ているかのようなリアリティーを持った作品になっている。 主人公の高校卒業を祝うパーティーのシーンは、12年間家族役を演じたからこそ、演技を越えたものを感じられた。 主人公は写真という‘瞬間’を切り取るものを、過去に残すものではなくて、今を切り取るためのものとしているのだと思った。だから、初めてとった写真を持っていかなかったのだと思う。
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