レビュー
cocoa

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7 years ago

3.5


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セリーナ 炎の女

映画 ・ 2014

平均 2.8

スザンネ・ビア監督作品はいつもチェックしています。 珍しくハリウッドの一流俳優がキャストされてスザンネ作品らしくないかな~と、最初は思いました。 1929年、ノースカロライナ州の山間部で森林伐採と製材を営むジョージ(ブラッドリー・クーパー)がセリーナ(ジェニファー・ローレンス)と知り合い熱烈な恋に落ち結婚。 しかし経営の建て直しに向け、側近達に裏切られたりと困難に陥る……そんな話。 この二人の共演は「世界にひとつのプレイブック」以来かな。 個人的にはジェニファー・ローレンスは苦手なんですが、過去のあるプライドの高い激情的なセリーナ役には息を飲みました。 製材所の経営に自ら口を挟みコントロールするセリーナ。 お腹の子どもを亡くしてからの不安定さ。 夫が他に生ませた子どもを追い、セリーナの元から出て行く時に外で激しく揉み合うのですが……、たくさんの従業員や家族の目が気になり、プライドからか手を振り微笑みを見せるセリーナ。 この演技にはやられました。 (ブラッドリー・クーパーが霞んじゃう~。) 脇役もなかなか存在感があり、ブキャナン(DEVID・DENCIC)や、無口で前科持ちのギャロウェイ(RHYS・IFANS)などなど、表情がしっかり語っていて素晴らしかった。 決して幸せになれそうにないセリーナの人生……今回はジェニファー・ローレンスを誉めたいです。