レビュー
昔の日本の価値観を前面に出した映画。 犬に共感させようと犬を人の都合の良いように物語を仕立て、根性論で感動させ計画性の無さをかき消してしまう。 上の計画性の無さによるシワ寄せが決定権のない下に押し付けられ、死に物狂いで生き残る為になんでもする。犬に上から目線で同情してる場合ではない。時にこの犬は人と代わったこともあったのだから。自己責任って言葉に漂う全体主義的なエッセンスが合わない私には苦虫を噛み潰したような気持ちになる。 しかし、その価値観を描くことによって当初の意図とは違うが反面教師としての価値があることは確かである。
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