レビュー
Taul

Taul

4 years ago

3.5


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ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男

映画 ・ 2019

平均 3.6

『ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男』鑑賞。映画としては恐ろしく地味な戦いを、緊張感を次へ次へとパスして繋いで語っていくような面白さ。ライン(連綿と続く時間)やウィンドウ(隠された事象)使いも巧み。そして漲る製作者でもあるマーク・ラファロの信念。実人物と一体化してるよう。 『ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男』1975年という驚きの冒頭。ジョーズ(その年公開)みたいなシチュエーションも実は人喰い鮫より恐ろしいもの。アン・ハサウェイがだんだん目立っていく使い方も特徴的。この長きにわたる事件の予兆や主人公家族への影響がじわじわと伝わる上手さ。 『ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男』トッド・ヘインズの演出とマシュー・マイケル・カーナハンの脚本は地味さや停滞感をちゃんと醸し出しながらも映画を面白く転がしていく術に長けているようだった。ハリウッドお得意の告発戦いものとしてはなかなかの出来。現在進行形で終わるのも重い。