レビュー
女性への性的暴行をセンセーショナルに描いた作品は、ジョディ・フォスターにオスカーの栄冠をもたらした「告発の行方」が一番最初だったように思う。あれから時代の変化と共に、被害者の女性たちの反撃力は格段にパワーアップし、性欲を止められない馬鹿な男どもを暴力的に血祭りに上げてきた。本作の主人公はC・イーストウッド監督の「グラン・トリノ」の無愛想な頑固ジジイと同様に自分の命を犠牲にしてまで親友の恨みを晴らすのだが、私の心はいつまでも晴れることはなかった。
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