レビュー
もう少しどこか一点に集中した方が、映画全体がより纏まったのかなとは思いますが、親と暮らせない子供達を育てるミリー(ハル・ベリー)とその近所に住むライターの男性(ダニエル・クレイグ)の関係も良かったし、貧困層の子供たちの無邪気さは何とも胸を打つものがありました。 こんなに格差が開いてしまって、人種差別問題も近年より複雑なアメリカのどこが一体自由の国なんだろうな、と。 デートのお金を作るために洗車のアルバイトをする誠実な少年が気付けば犯罪の加害者となり得るような日常は、平和な日本からは想像もできませんが、その辺りの描写が非常にリアルでした。
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